六島ジムの枝川会長を告発 4900万円脱税容疑で 既に大半を納付

 架空の土地仕入れ高を計上して法人税など計約4900万円を脱税したとして、プロボクシングの六島ジムの枝川孝会長(55)が、前社長だった大阪市住吉区の不動産会社「むとうの家」とともに、法人税法違反などの容疑で大阪国税局から大阪地検に告発されたことが18日、分かった。既に修正申告し大半を納付した。

 枝川会長は、WBA世界スーパーフライ級元王者で近大ボクシング部監督を務める名城信男氏を指導し、同ジムには現在、WBOアジア・パシフィック・バンタム級王者のストロング小林佑樹、日本ミドル級1位の国本陸らが在籍。国本は5月2日に後楽園ホールで同級王者の竹迫司登(ワールドスポーツ)へ挑戦予定で、4月19日には六島ジムの主催興行(住吉区民センター)も決まっている。

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