「プロレス・スターダム」（１９日、後楽園ホール）

　ジュリアが抗争を続けている木村花を６人タッグ戦で破った。

　ジュリアのパートナーはＸ、ＸＸと名前は伏せられて発表されていたが、姿を見せたのは、Ｘが舞華（ＪＵＳＴ　ＴＡＰ　ＯＵＴ）、ＸＸは総合格闘技ＵＦＣに参戦経験もある朱里（ＭＡＫＡＩ）。強力トリオで木村、ＤＥＡＴＨ山さん。、レイラ・ハーシュ組のＴＣＳを迎え撃ち、最後はジュリアがグロリアス・ドライバーでハーシュを仕留めた。

　ジュリアはマイクを持つと「ジュリアのこと好きで好きでたまらない木村花、あんたが嫌がること、もっともっとやってやるから」と勝ち誇った表情。これに対し、木村は「ブス」を連呼し、「こんな道ばたに落ちてるような３人に構っている暇はないんで、トリオで頑張ってください」と挑発した。

　再びマイクを持ったジュリアは「ゲス女」とののしり、「この３人でアーティスト（オブ・スターダム王座）のベルト狙いにいこうかな」とアピール。「世界に羽ばたく女たち、ドンナ・デル・モンド（イタリア語で世界の女の意味）だ！覚えてください」とユニット名を紹介した。

　バックステージでは、朱里が「スターダムのリングにひそかに上がりたいと思っていたので、ビッグチャンスだなって思ってます。面白いなと思って、ジュリアに付かせていただきました。スターダムをかき乱していくと思うので、注目して欲しいです」と参戦の理由を説明。舞華も「私は強さを追い求めてジュリアさんのところに来ました。ジュリアさんに付いていけば強くなれると思ったので、初めてのスターダムでしたけど、ベルトを獲れるメンバーだと思っているので、着実に強くなりながらベルトも取っていきたいと思います」と決意表明した。