故ケンド-・ナガサキさんを武藤、天龍、大仁田、小鹿らが追悼

 12日に死去した元プロレスラーのケンドー・ナガサキこと桜田一男さん(享年71)に、多くのレスラーがSNSなどで追悼のメッセージを送った。

 米国で活躍した80年代にタッグを組むなど関係が深かった武藤敬司は「昔若い頃に二人でアメリカやプエルトリコで一緒に暴れ回った想い出が、走馬灯のように蘇る。俺が人工関節の手術をした後も、心配して電話をくれて、(自身主宰の大会)マスターズに出てくれる約束もしていたのに。残念でなりませんが、御冥福をお祈りします」となどとツイート。

 同じ大相撲出身で、SWSなどでともに活動した天龍源一郎は「突然の訃報に驚いています。相撲の同期でプロレス入り、後に二人でファンクス道場へ私と一緒に行き、髷をつけたまま渡米した私の髪を結ってもらったことが昨日のことのようです。(桜田さんは)アメリカで成功し、共に過ごした時期もありました。最近は会う機会はありませんでしたがやはり気になる人でした。あまりにも早すぎる訃報に、あんなに頑丈な人がと思うと残念でなりません。心よりのご冥福をお祈りいたします」とのコメントを発表した。

 全日本プロレスの若手時代に指導を受け、FMW時代には対戦経験もある大仁田厚もツイッターで「俺の全日本プロレス時代に練習でしごかれた先輩であり!レスラーは素人になめられたらあかんのや!が口癖だった。パイプ椅子で殴られたら死ぬほと痛かった。だからどんな時にも耐えられた気がします。心からご冥福をお祈りします」と悼んだ。

 また、桜田さんが旗揚げメンバーだった大日本プロレスは13日の後楽園ホール大会で追悼セレモニーを行った。大日本のグレート小鹿会長は自身のブログで、「はっきり言って彼がいなかったら今の大日本プロレスはないです、旗揚げからは順調に過ごして来たが一時期格闘技に走りキックボクシング選手との戦いに負けてから少し彼との間にずれが出て来た、間もなく彼が退団となり別の世界へ、最後にお逢いしたのが約三年目だと思う、今も彼の死去が信じられません、自分たちで何か出来ないか?考えています、ご冥福をお祈りします、ゆっくり休んでください」などとつづった。

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