藤波辰爾、1・4ライガー引退試合で12年ぶり新日参戦で「久々に興奮というか緊張」

獣神サンダー・ライガー(右)と握手する藤波辰爾
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 新日本プロレスは15日、都内で会見を開き、来年1月4、5日に開催する東京ドーム大会の一部対戦カードを発表し、初日の獣神サンダー・ライガー引退試合で藤波辰爾が12年ぶりに新日本参戦を果たすことが決まった。

 試合は8人タッグ戦で、ライガー、藤波、ザ・グレート・サスケ、タイガーマスク組にエル・サムライがセコンドに付き、佐野直喜、大谷晋二郎、高岩竜一、田口隆祐組(セコンド小林邦昭)と対戦。保永昇男が特別レフェリーと、ライガーにゆかりの深い選手が集う。

 藤波は新日本に旗揚げから参加。中心選手として活躍し、社長も務めたが06年に退団。08年1月4日の東京ドーム大会を最後に新日本マットから遠ざかっていた。この日、藤波にあこがれてプロレスラーになったというライガーとともに久々に古巣の会見に出席すると、しばし感無量の面持ちとなり、「きっかけを作ってくれたライガー選手に感謝したい。長年いた新日本プロレス、藤波辰爾が再びリングに上がる機会を作ってくれた新日本プロレスに対して、心から感謝を申し上げたいと思います」と言葉を詰まらせながらあいさつ。「自分自身、久々に興奮というか緊張しています。今までなじんでいたところなんですが、足手まといにならないように、コンディション整えて、準備万端でリングに立ちたいと」と意気込みを示した。

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