田中恒成・亮明が兄弟スパーリングを公開 6分間の激しい打ち合い
「ボクシング・WBO世界フライ級タイトルマッチ」(24日、武田テバオーシャンアリーナ)
同級王者・田中恒成(24)=畑中=が5日、名古屋市の所属ジムで、アマチュアの元全日本選手権覇者で東京五輪を目指す兄・亮明(25)=中京学院大中京高教=とのスパーリングを公開した。
2ラウンドのスパーリングは、熱のこもった内容となった。亮明がジャブやストレートを繰り出すと、恒成はフック、ストレートで応酬。計6分、兄弟は激しい打ち合いを展開した。
恒成は兄について「正直、普段はやられることが結構多い。自分がやられる、という選手とやることはそうはない。いつもいい練習をさせてもらっている。今日は2ラウンドということでテンポを上げた」と振り返った。亮明は弟について「強い。我慢強いし、激しい」と評した。
恒成は、8月24日に武田テバオーシャンアリーナ(名古屋)で同級1位のジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)を相手に2度目の防衛戦を行う。世界戦初となるサウスポーとの顔合わせへ、亮明は同じサウスポーだけに、心強いパートナーとなっているようだ。



