前年準V飯伏3戦目でG1今年初星 必殺技決められても驚異の粘り
「プロレス・新日本」(18日、後楽園ホール)
真夏の祭典「G1クライマックス」Aブロック公式戦が行われ、前年準優勝の飯伏幸太がウィル・オスプレイを破り、3戦目にして初白星を挙げた。
ともに華麗な空中殺法を得意とするが、飯伏は開幕戦で痛めた左足首を鉄柵、鉄柱などに打ち付けられるなど、ラフ殺法に大苦戦。だが、オスプレイの必殺技オスカッターを完璧に決められてもカウント2・9で返すなど驚異的な粘りを見せ、最後はボマイェからカミゴェをたたみ掛けて息の根を止めた。
試合後マイクを持った飯伏は「ボクはこのG1に、この夏にかけてます。絶対に負けない、逃げない、あきらめない。そして、みんなを裏切りません」とファンに逆転Vを誓った。