井上尚弥 現役は35歳がゴール「いい時にスパッとやめたい」

 ボクシングのWBA・IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(26)=大橋=が11日、TBSラジオ「伊集院光とらじおと」に生出演。世界中に衝撃を与えた「ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)」準決勝を振り返り、35歳まで現役を続けると将来について語った。

 井上は5月18日に英国グラスゴーのSSE・ハイドロで開催されたWBSS準決勝で、IBF世界同級王者のエマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)を2回TKOで圧倒。事実上の決勝戦ともささやかれた全勝対決を、3度のダウンを奪う衝撃的な勝利で飾った。

 今後の目標を聞かれた井上は「とりあえず(WBSS)決勝ですけど、挑戦を続けていきたいですね。燃え尽きないように。35歳まで現役を続けるつもりなので、そこがゴール」と口にした。

 14年4月に6戦目で最初の世界王座となるWBC世界ライトフライ級王座を獲得した。その後はフライ級を飛ばし、WBO世界スーパーフライ級王座で2階級目。そして現在のバンタム級での2団体王座と3階級を制覇してきた。階級については「今のベストはバンタム級ですけれど、最終目標はフェザー級」と2階級上を視野に入れる。

 35歳でキャリアを終えるつもりであることにも触れた。「ピークで終わることができるのが35歳だと思う。パフォーマンスが落ちていくのをそんなに見せたくない。いい時にスパッとやめたい」と説明した。

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