船井、無念7回TKO負け「厳しいですね」

 「ボクシング・IBF世界スーパーフライ級タイトルマッチ」(4日、ストックトン)

 世界初挑戦の船井龍一(33)=ワタナベ=は王者ジェルウィン・アンカハス(27)=フィリピン=に7回TKOで敗れ、王座奪取はならなかった。終始主導権を握られる苦しい展開。7回開始直後にドクターチェックがあり、レフェリーが試合を止めた。アンカハスは7度目の防衛に成功した。

 船井はリング上で立ち尽くした。初めて迎えた憧れの米国での世界戦は7回開始直後、2度目のドクターチェックであっけない幕切れ。目の周りが大きく腫れ上がるなどの症状はなく「何でドクターが来るんだろう」と思ったという。それでも続行不可能と判断され、「厳しいですね」と無念さをにじませた。

 接近戦を挑むも連打を見舞えず、逆に4回には連打を浴び「パンチをもらいすぎていたのも事実」と振り返った。今後については「全く考えていない。(ベルトを)取るつもりだったので」と語った。

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