大日本・小鹿会長が全日本との全面戦争を宣言「プロレス界2位を狙う」

 「プロレス・全日本」(7日、後楽園ホール)

 大日本プロレスのグレート小鹿会長が全日本との全面戦争を宣言した。この日、大日本の河上隆一、菊田一美組がアジアタッグ王者の青柳優馬、野村直矢組に挑戦。敵地に乗り込んだ2人は気迫あふれる攻めで圧倒し、終盤には河上が青柳に塩を投げつけて野村を孤立させたものの、最後は菊田が野村に逆転のマキシマム(変形ツームストーンドライバー)でたたきつけられて逆転負けした。

 セコンドに付いて試合を見届けた小鹿会長は試合後、惜しくも敗れた2人の戦いを「菊田、河上選手は悲観するものじゃない。チャンネルが違えばニューチャンピオンになっていた」と評価し、「全面戦争を宣言する。全日本のベルトを全部獲りに行く。ここからがスタート」と力強く宣戦布告。続けて、「プロレス界第2位の地位を狙っていく。全日本をつぶしにいく」と、日本で1強状態にある新日本プロレス追撃の1番手になることをぶち上げ、「30名近くの選手がいる。全日本よりウチの方が上手。自信はあります」と不敵にコメントした。

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