ノア・清宮V2!復帰の丸藤が挑戦要求「オレが獲るはずだったベルト」

 「プロレス・ノア」(1日、後楽園ホール)

 史上最年少22歳のGHCヘビー級王者・清宮海斗がマサ北宮の挑戦を退けて2度目の防衛に成功。直後に、この日、約2カ月ぶりに左太ももと左肩の故障から復帰した丸藤正道に挑戦要求され、その場で受諾した。

 清宮は、入門時に寮長だった先輩の北宮が繰り出す執ような左ヒザ集中攻撃に苦戦。終盤には脳天くい打ちから得意のサイトースープレックスを浴びる窮地に陥ったが辛くもカウント2で返し、最後は猛虎原爆固め、エメラルドフロウジョンをたたみ掛けると、再び猛虎原爆固めを繰り出して29分超の戦いに終止符を打った。

 そして試合後、マイクを握って話し始めると、丸藤が登場。清宮と対戦予定だった昨年11月のグローバル・リーグ戦優勝決定戦を欠場したことで、清宮が優勝、さらに王座を獲得したことから、「オレが優勝するはずだったグローバル・リーグを制して、オレが獲るはずだったベルトをお前が持っている。ても、お前からはやっぱり強さも怖さも感じない」とアピールした。

 続けて、「何でお前がチャンのピオンでいられるか分かるか。すべてはファンの声援のおかげだろ。お前の後ろに何人のファンがつこうとオレは勝つ自信がある。お前の答えを聞こうと思ったけど、答えは一つしかないだろ。お前の答えはイエスしかない。言え!」と次期挑戦者に名乗りを上げた。

 これに清宮は「正直、来ると思っていました。今のノアの顔はオレです。防衛戦、よろしくお願いします」と礼儀正しくその場で受諾。3月10日の横浜文化体育館での激突が決定的となった。

 インタビューでの清宮は「ここでベルトを渡して、また時代を後退させるわけにはいかないので、必ずベルトを守ります」と必勝を宣言。さらに、「北宮さんに『ただの後輩の1人でしかない』と言われましたけど、ボクは寮に入ってから北宮さんとタイトルマッチをしたいと夢に見ていたので、一つ殻を破けたかなと思っています」と先輩超えを果たして充実感をにじませ、「絶対にこのベルトはもう誰にも渡しません。オレはこのままどこまでも駆け上がります」と再度誓った。

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