故ムハマド・アリ氏、空港名に 故郷の米ケンタッキー州で

 【ロサンゼルス共同】ボクシングの元世界ヘビー級王者で2016年に74歳で死去したムハマド・アリ氏の功績をたたえ、故郷の米ケンタッキー州ルイビルの空港名が「ルイビル・ムハマド・アリ国際空港」に変更されると16日、AP通信が報じた。

 アリ氏は1960年ローマ五輪のライトヘビー級で金メダルを獲得し、プロでは何度も防衛に成功。スポーツ界を超えたスーパースターとなった。米国では黒人差別撤廃の公民権運動の象徴的存在だった。アリ氏の妻は「名称の変更を誇りに思う。彼が故郷を忘れたことはなかった」とコメントした。

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