ジェリコ、内藤の挑発に逆上しテーブル葬!IC王座戦はノーDQ戦に

内藤哲也(左)にパワーボムを見舞うクリス・ジェリコ=東京・STUDIO COAST
3枚

 「プロレス・新日本」(3日、新木場スタジオコースト)

 4日の東京ドーム大会で行われるIWGPインターコンチネンタル選手権試合の公開調印式が行われ、試合は王者クリス・ジェリコの要求により、ノーDQ(反則裁定なし)戦になることが決定的となった。

 これまで何度もジェリコが内藤を襲撃するなど、激しい抗争を続けてきた2人。まずは内藤が、世界最大のプロレス団体WWEの大物ジェリコが過去に新日本のベルト・オブ・ザ・スーパー・ジュニアに参戦して予選敗退したことを蒸し返し、「ジェリコさんのレスラーとしての歴史を調べてみました。そしたら、歴史に名を残す偉大なレスラーだと書いてある。オレはてっきり、単なるほら吹き外国人と思ってましたよ。歴史に名を刻むレスラーと東京ドームで対戦できる、こんな光栄なことはないですよ。お忙しい中、わざわざオレに叩きのめされるために来日して下さった訳でしょ、よっぽどこの外国人は暇なんだね。日本中のお客様、世界中のお客様、明日、東京ドームでクリス・ジェリコを沈めてやるぜ」と挑発した。

 これに対し、ジェリコは興奮状態で、「内藤、お前は本当にバカだ。お前の言うことは一切気にしていない。一つだけ言っておく。明日見に来るヤツは半券を取っておいて額に入れて飾るべきだ。なぜなら、その試合が内藤哲也の最後の試合になるからだ。それがオレのプレゼントだ」と反撃。続けて、内藤と立会人のハロルド・メイ新日本プロレス社長にノーDQ戦にすることを要求した。

 これをにやつきながら聞いていた内藤は「よく分かんないけどさ、ジェリコさん、トランキーロ(スペイン語で焦るなよの意味)」と再度挑発。イスを放り投げて怒りをあらわにするジェリコに対し、「どうしてもノーDQマッチがいいと言うなら、オレは構いませんよ。あなた臨む試合でオレに敗れ、この新日本プロレスを去って下さい」とその場で受諾し、調印書にサインした。

 これを見たジェリコは「どうもありがとうございます、内藤さん」と感謝すると即、内藤を襲撃。内藤をパワーボムでテーブルにたたきつけ、「内藤、明日、東京ドームでお前のキャリアは終わる。トランキーロ」と絶叫して去っていった。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    写真

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス