院生ボクサー坂本真宏 人生初“メンチ”失敗…思わず噴き出しそうに

 「ボクシング・IBF世界フライ級タイトルマッチ」(31日、マカオ)

 人生初“メンチ”は失敗に終わった。世界初挑戦する大阪市立大大学院生の坂本真宏(六島)は300グラムアンダーの50・5キロでクリア。

 王者モルティ・ムザラネ(南アフリカ)と顔を突き合わせる“フェイスオフ”では所属ジムの枝川会長から「メンチ切れ(にらみつけろ)」とゲキが飛んだ。「にらまれても目をそらしてトラブルを避けてきた」という坂本にとっては難題で思わず噴き出しそうに。「慣れないことをするもんじゃない」と苦笑いしたが、リングでは目を背けず王座を奪取する。

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