井岡一翔、W偉業で米進出だ 来春「スーパーフライ4」からラブコール

 「ボクシング・WBO世界スーパーフライ級王座決定戦」(31日、マカオ)

 トリプル世界戦の前日計量が30日、試合会場で行われ、出場全6選手がいずれも一回目でパスした。王座決定戦に臨む井岡一翔(SANKYO)は「新たな歴史を作りたい」と意気込み、日本人初の4階級制覇と具志堅用高を超える国内最多世界戦15勝目を誓った。

 唯一無二の存在となる。制限体重を200グラム下回る51・9キロでパスした井岡は「あとは結果を残すだけ。新たな歴史を作りたい」と表情を引き締めた。

 自身2年ぶり7度目の大みそか決戦には、日本人初の4階級制覇と具志堅用高を超えて国内単独最多となる世界戦15勝目が懸かる。「勝てば全てが付いてくるし次にもつながる」と井岡が語るように、米国からの“ラブコール”も届いている。

 来日した360°プロモーションのトム・ロフラー氏は「米国でスーパースターになれる可能性がある」と井岡を高評価。来年3月末に開催予定の「スーパーフライ4」に「勝った方がチャンピオンとして参加してほしい」との意向を示した。

 偉業に向けて「使命感もある」と自負する井岡が、前人未到の領域に足を踏み入れる。

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