メイウェザーと那須川天心は4・6キロ差 前日計量クリアも“非公開”

計量をクリアし那須川のとなりであいさつするメイウェザー=さいたまスーパーアリーナ(撮影・金田祐二)
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 「RIZIN.14」(31日、さいたまスーパーアリーナ)

 前日計量が30日、会場で行われた。メーンでエキシビションマッチを行うボクシング元世界5階級制覇王者のフロイド・メイウェザー・ジュニア(41)=米国=は66・7キロ、対戦するキックボクシングRISEフェザー級王者の“神童”那須川天心(20)=TARGET=は62・1キロで、共に契約体重の147ポンド(66・7キロ)をクリアした。2人の体重差は4・6キロ差となった。

 さいたまスーパーアリーナの特設ステージにて一般公開で行われたが、この試合に限って事前に計量を済ませているとアナウンスされ、2人がステージ上の体重計に乗ることはなかった。メイウェザーは上下セットアップにハットをかぶった姿で、ガムをかみながら余裕たっぷりだった。

 両者はボクシングルールのエキシビションマッチで対戦する見込みだが、前日29日に那須川サイドの関係者はルールがまだ決まっていないことと、那須川がメイウェザーを蹴った場合に5百万ドル(約5億5千万円)の罰金を課すことになっていることを明らかにしている。

 ウエルター級でも世界王座を奪取しているメイウェザーはプロボクシングのルールなら10オンスのグローブを着用することになっており、那須川サイドは同じ8オンスを着用することを疑問視。前日計量後に行うルールミーティングで最終決定する見込みだが、紛糾する可能性もある。

 計量後、メイウェザーは「とにかく皆さんに感謝します。あしたは素晴らしいショーを見ていってください。天心選手もおめでとうございます」と、あらためて“エンターテインメント”だと強調するかのようにコメント。一方、那須川は「日本の皆さん、明日は僕が必ずメイウェザー選手をぶっ倒します!」と力強く言い放った。

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