昨年前代未聞12キロ超過のギャビ・ガルシア 猛練習で減量に自信「名誉を挽回する」
「総合格闘技・RIZIN」(31日、さいたまスーパーアリーナ)
“霊長類ヒト科最強女子”と呼ばれながら、神取忍との対戦が予定されていた昨年大会では前日計量で前代未聞の12・7キロオーバーという体重超過で試合が中止となったギャビ・ガルシア(33)=ブラジル=は、筋骨隆々の肉体を誇示するような衣装で登場した。
ギャビは「また日本にくることができてうれしい。この試合のために一生懸命練習してきた。ほとんど休まずに。今はメンタル、フィジカルとも万全です。すでに計量もクリアしてます。いい形で試合に臨める」と、ドヤ顔で言い切った。
大失態から1年。今年はしっかり減量に励んだといい「去年は病気もあったので、ああいう形になった。2017年は忘れたい。でも言い訳にはならない。カルフォルニアにいるが、今年は一度も海に行かなかった。食事も徹底管理した。トレーナーもしつこい。ストレスもあった。本当にいい準備ができている」と説明した。
「RIZINは家族みたいなもの。いいときもあれば、悪い時もある。私の人生も山あり谷あり」と達観したように振り返り、「去年はああいうことになって申し訳なかった。名誉を挽回するために、この試合に向けて一生懸命やってきた」と、信頼回復を誓った。
公開計量は30日に行われる。