現役ラジャダムナン王者ヨーキッサダーが豪語「K-1で初めて武尊を倒した男になる」

 K-1のビッグショー「K-1 WORLD GP 2019~K’FESTA.2~」(2019年3月10日、さいたまスーパーアリーナ)で、K-1のエースであるK-1ワールドGPスーパーフェザー級王者・武尊と激突することが決まったタイのヨーキッサダー・ユッタチョンブリーが28日、東京・ウィラサクレックフェアテックスムエタイジム三ノ輪で公開練習を行った。

 ヨーキッサダーはムエタイ2大殿堂の一つラジャダムナンスタジアムの現フェザー級王者。8歳でムエタイを始め、プロフィル上の戦績は150戦108勝(21KO)38敗4分だが、本人いわく「400戦以上はやっている」。KO負けは一度もないといい、「自分の武器は体の強さ」と自負した。

 前日27日に行われたカード発表で顔を合わせた武尊については「いつもの対戦相手と同じ。特に感じるものはない」と特別視せず。肘や組んでからの膝が禁止されるK-1ルールには「自分はパンチと蹴りでも勝負できるので問題ない」と自信を漂わせた。

 この日は2分1回のミット打ちを行い、パンチ、ミドルやローに加えて鋭い膝を何発も披露して「武尊は自分のように強い相手と戦ったことがないはずだ。武尊は多くの相手にKO勝ちしているようだが、それが自分にも通用するか試してみたらいい」と豪語。

 「K-1王者の武尊を倒してムエタイの強さを証明する。K-1で初めて武尊を倒した男になる」と不敵に言い放っていた。

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