準V太田忍「さすが世界王者」と称賛も「次はボコボコにする」

 「レスリング・全日本選手権」(23日、駒沢体育館)

 男子グレコローマンスタイル60キロ級決勝は昨年の世界選手権59キロ級覇者の文田健一郎(23)=ミキハウス=が16年リオデジャネイロ五輪59キロ級銀メダルの太田忍(24)=ALSOK=を7-2で下し、59キロ級時代も含めて2年ぶりの2度目の優勝を飾った。

 決勝で3年連続の対決となった両者の対戦成績は過去4勝4敗の五分だった。文田の1点リードで迎えた終盤に、太田が仕掛けた投げ技を文田が返して4点を奪取。太田陣営からチャレンジが申請されたが認められず、さらに文田に1点が加えられ、勝敗は決した。

 太田は試合後、「俺の方が強いでしょ。(文田は)全部カウンターだし、攻めてるの俺だし。勝つことは大事だろうけど、面白くない試合はしたくなかった」とまくし立てた。終始カウンターを狙った文田の戦略に屈し、「技の数もプレッシャーも僕の方が上回っていた。相手は勝ちに徹するレスリングをしてきた。勝ちが正しいんだろうけど、最終的にどっちが上にいくかというと絶対に僕だと思っている」と敗戦を消化し切れなかった。

 それでも負傷による長期離脱から復活し、勝利インタビューで号泣した文田について「いろんな思いをしたんだろうなと思います。よくここまで仕上げてきたなと。さすが世界チャンピオンだなというふうに思いました」と王者を称えることも忘れなかった。

 20年東京五輪の代表選考を兼ねる来年9月の世界選手権(カザフスタン)に出場するためには、同6月の全日本選抜選手権に優勝し、プレーオフを勝ち抜く必要がある。追い込まれた太田だが、「今回は負けましたけど、来年6月にどっちが勝つかは目に見えてる。次は負ける選手じゃない。負けたくせに何言ってるんだと思われるけど、圧倒的に勝ちます。次はボコボコにします」と不敵に笑った。

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