棚橋弘至が平成最後のプロレス大賞MVP“元号またぎ”2年連続獲りま~す!

 4年ぶり4度目の受賞となった棚橋
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 2018年度プロレス大賞(東京スポーツ新聞社制定、デイリースポーツなど選定)の選考委員会が12日、都内で開かれ、最優秀選手賞(MVP)は棚橋弘至(42)=新日本=が4年ぶり4度目の受賞となった。G1クライマックスで復活の優勝を果たしただけでなく、メディアに積極的に露出し、プロレスの社会的価値の向上に貢献したことが評価された。平成最後のMVPとなった棚橋は新元号となる来年と合わせて、“元号またぎ”の2年連続受賞を目標に掲げた。

 エース完全復活を印象づけるMVPだ。IWGPヘビー級王座新記録の12度の防衛を達成したオカダ、そのオカダから王座を奪ったオメガとの争いを制しての受賞。棚橋は「今年は全然予想していなかった。4度の受賞の中で一番うれしい」と喜びをかみしめた。

 G1優勝というリング上での結果だけでなく、初主演映画「パパはわるものチャンピオン」の公開、NHK「クローズアップ現代」、TBS系「情熱大陸」で取り上げられるなど、プロレスの枠を超えて認知度を高めた。「一般的な知名度が観客動員に比例する。有名な方にプロレスって面白いよ、と言ってもらえないかなと他力本願的に思ったこともあったんですけど、だったらオレが有名になればいいじゃん、と頑張ってきて良かった」と喜びをかみしめた。

 4度の受賞はアントニオ猪木の6度に次ぎ、天龍源一郎、武藤敬司と並ぶ史上2位。「すごいところに入ってきましたね」と照れつつ、「ボクは2年連続で取っていない。今年は平成最後のMVP。元号をまたいで新しい元号の1発目を取れば、2年連続もかなう。2019年はのっけから取りに行きます」と大きな目標を掲げた。

 それには来年1月4日・東京ドーム大会でのIWGPヘビー級王者オメガ戦が重要となる。「ケニーは(棚橋は)古いと言っているんですけど、IWGPを巻いたら新しい扉が開かれる気がします」と笑顔で予告した。

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