亀田和毅2階級制覇へ「気合入る」 金平会長“先制パンチ” アゴひげ整えてきて

 「ボクシング・WBC世界スーパーバンタム級暫定王座決定戦」(12日、後楽園ホール)

 前日計量(リミット55・3キロ)が11日、都内で行われ、2階級制覇を狙う亀田和毅(協栄)は55・2キロ、アビゲイル・メディナ(スペイン)は55・1キロでともに1回目でパスした。その後のルールミーティングでは和毅の所属ジムの金平桂一郎会長が、メディナの長く伸びたアゴひげの危険性を指摘し、当日の会場入りまでに刈り整えることになった。

 金平会長が“場外戦”で先制パンチを放った。前日から「付着したワセリンが目に入るかも」などとメディナのひげの危険性を指摘。メディナは「(ひげの規定は)ルールにはない。これが自分のスタイルだ」、陣営も「(漫画『ドラゴンボール』の主人公)孫悟空もしっぽを切られると力が出なくなるだろ」などと反論していた。

 協議の結果、ひげを刈り整えることで合意。JBCの安河内剛本部事務局長は「ひげが試合に支障をきたすことは聞いたことがないが、結構伸びていたので、形を整えることになった」と説明した。

 和毅本人はひげを意識することなく「アイツを倒したらチャンピオン。気合入りますよ」と話し、「自分のボクシングをしたら結果はついてくる」と2階級制覇へ自信を示した。

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