新日本・ジェリコがEVIL粉砕V1!内藤が挑戦要求も「絶対にやらせねえ」

 「プロレス・新日本」(3日、エディオンアリーナ大阪)

 IWGPインターコンチネンタル選手権試合が行われ、王者クリス・ジェリコがEVILの挑戦を退けて初防衛に成功。試合後は内藤哲也の挑戦要求を拒否した。

 10月8日の両国国技館大会で、ザック・セイバーJr.戦に臨んだEVILを試合前にジェリコが襲撃して戦闘不能に追い込みんだ因縁がある両者。試合は、EVILがその恨みを晴らさんとばかりに奇襲を仕掛ける波乱の幕開けとなった。

 ジェリコが机上DDTを見舞えば、EVILも断崖式EVILで机にたたきつけるなど、場外が主戦場となる大乱戦に発展。その中でもジェリコは三角飛びドロップキック、ライオンサルトなど得意技を積極的に繰り出して優位に試合を進める。

 だが、終盤にはEVILの正調EVILを浴びてカウント2・9で返す大ピンチに陥る。さらにダークネスフォールズをたたみ掛けられたがフランケンシュタイナーで切り返し、必殺の逆エビ固めウォールズオブジェリコでねじ伏せた。

 ジェリコは試合後もEVILに暴行。ウォールズオブジェリコで絞め上げていると、前王者の内藤哲也が現れて盟友EVILを救出した。花道を引き揚げるジェリコは内藤にリングに上がるよう求められたが、応じずに退散。内藤はジェリコのいないリング上でマイクを持つと、「クリス・ジェリコの次の対戦相手はオレだ。内藤哲也が、自称世界のスーパースター、クリス・ジェリコを沈めてやるぜ」と、ファンに宣言した。

 一方のジェリコはバックステージで興奮状態。「とんだ軟弱野郎たちだ。内藤にリマッチは絶対にやらせねえ!東京ドームだろうがマジソンスクエアガーデンだろうが、どこでもやらせてやらねえ」と、内藤の挑戦要求を強く拒否した。

 さらに、「こんなクラシックな試合は久しぶりだ。EVILにとっては初めてだろう。オレにとっては257試合目。オレがGOAT(グレーテスト・オブ・オール・タイム=史上最も偉大)と呼ばれる理由が分かっただろう。日本にはそんなヤツいねえだろ。オレは日本人にまだ負けていない。でも、EVILもすばらしいパフォーマーだった。すばらしい試合をしたな」と、EVILの健闘をたたえながらも勝ち誇った。そして、「再び言っておこう。内藤にリマッチはない」と、内藤の挑戦要求を重ねて拒否した。

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