ヘビー級3冠王者ジョシュア7回TKO勝ち 待たれるワイルダーとの“完全統一戦”

 「ボクシング・3団体統一世界ヘビー級タイトルマッチ」(22日、ロンドン)

 ヘビー級の世界3団体統一タイトルマッチが英国ロンドンのウェンブリースタジアムで開催され、WBAスーパー、IBF、WBO世界同級王者のアンソニー・ジョシュア(28)=英国=が7回1分59秒TKOで、元WBA世界同級王者のアレクサンドル・ポベトキン(39)=ロシア=を退け、3冠王座の防衛に成功した。

 3月にジョセフ・パーカー(ニュージーランド)との統一戦で、デビューからの連続KO勝利こそストップしたものの、判定勝ちでWBO王座も手にして3冠王者となったジョシュア。その雄姿を見ようと、イングランド・サッカーの聖地に集まった観衆は8万5000人。しかしジョシュアは、初回終盤にポベトキンの左フックを浴びてバランスを崩す不安定なスタート。それでも2回以降、左ジャブを起点に長い右ストレートも打ち込み、ペースを取り戻す。

 迎えた7回、シャープな右ストレートでポベトキンを後退させると、連打をまとめ左フックからの右ストレートでダウンを奪う。再開後、ラッシュしたところで試合が止められた。

 これでジョシュアの戦績は22戦全勝(21KO)。40戦全勝(39KO)と同じく全勝街道を突っ走るWBC世界同級王者のデオンテイ・ワイルダー(米国)との4団体“完全統一戦”の実現が待たれる。

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