西日本ボクシング協会が抗議声明 JBC関西事務局の人事に不服

 西日本ボクシング協会(協会長=井岡弘樹ジム・井岡弘樹会長)は5日、大阪市内で会見し、日本ボクシングコミッション(JBC)によるJBC関西事務局の人事を不服とし、撤回と現状維持を求める声明を出した。

 協会の調査によると、JBC関西事務局の岡根英信事務局長が15日付で退任することが判明。岡根事務局長は、5月末にJBCから経費削減のリストラとして来季の契約を更新しないと告げられており、後任を置かないという話もあるという。これを知った西日本協会がアクションを起こした。

 経緯を説明した枝川孝副協会長(六島ジム会長)は「岡根さんに続行していただきたい。代わるにしても関西(のボクシング界)で育った人を置いてもらわないと困る」と強調する。今後は本部傘下となることや、本部から後任が派遣されることが予想されるが、「これまでは(JBC関西事務局と)タッグを組んでやってきた。不安がある」と円滑で公正な試合の管理、運営に支障が出るのではないかと懸念した。また、このような決定事項に対し、JBCから一切の連絡がないことも問題視している。

 井岡協会長は「これまでは何も問題なかった」と現体制の維持を強く求める。加盟64ジムの総意として近日中に抗議文をJBCに送ることを明言した。

 プロボクシングの統括機関であるJBCに対し、協会はJBC発行のオーナーライセンス保持者によるジム会長が加盟した団体。西日本協会は一部を除く近畿、中国、四国地区で構成されている。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    写真

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス