「プロレス・新日本」（４日、東京ドーム）

　“ゴールデン☆スター”が３年ぶりに帰ってきた東京ドームで躍動した。ＣｏｄｙがＲＯＨ世界王座を失ったためにタイトル戦からノンタイトル戦に変更となったが、飯伏幸太は「いつも通りマックス、全力」で戦った。

　元ＷＷＥの大物であるＣｏｄｙとマネジャーのブランディ・ローデスによるアメリカンスタイルに惑わされながらも、持ち前の鋭い打撃とアクロバティックな技でペースをつかむ。最後は昨夏のＧ１クライマックス前から封印していたフェニックススプラッシュを「ファンのため、自分のため」に解禁して仕留めてみせた。

　試合後は「無事、勝てて良かったです」と充実の表情。１６年２月に新日本を退団し実質的なフリーとして活動していたが、「非常に楽しかったし、うれしかったです。３年間で一番」と、３年ぶりの東京ドームを喜んだ。

　好スタートを切った１８年に「何かが起きますよ、新日本プロレスで」とニヤリ。新日本参戦も「増やすというか、増えると思います」と予告した。