村田諒太「得たいものはベルト」調印式で静かに闘志燃やす
「ボクシング・WBA世界ミドル級タイトルマッチ」(22日、両国国技館)
調印式が20日、都内で行われた。5月20日以来5カ月ぶりとなるダイレクト・リマッチ。式には米国の大物プロモーターで、トップランク社CEOのボブ・アラム氏、名物リングアナウンサーのジミー・レノン・Jr.氏も出席した。
同級1位の村田諒太(帝拳)は「ボブ・アラムさんが隣に座っていて、ジミー・レノンさんがいて、小さいころ夢見ていた世界にいられることをうれしいと思う」と大舞台に立つ喜びを表した。
再戦について「前回は世界レベルに通用するかどうかが分からなかった。今回は自信を持ってリングに上がり、相手を殴れる。得たいものはベルトです」と、断言した。「プレスをかけて前に出て打ち込む、それだけです」と静かに闘志を燃やしていた。
王者アッサン・エンダム(フランス)は「前回、自分が負けたという人もいたが、1000%勝つ準備はできている。前の闘いのミスから学んだことがあった。この5カ月、全身全霊でトレーニングを積んできた」と自信を見せた。
グローブは王者アッサン・エンダム(フランス)がメキシコ製の金色、同級1位の村田諒太(帝拳)は米国製の黒色10オンスを使用する。