元世界王者・高山、AIBA会長を訪問 五輪目指しアマ転向を熱望
名古屋産大は21日、同大に在籍するボクシング元世界4団体制覇王者で、アマチュアとして2020年の東京五輪出場を目指す高山勝成(34)が19日に台湾で国際ボクシング協会(AIBA)の呉経国会長を表敬訪問したと明らかにした。高山は同会長に、今年6月に日本ボクシング連盟にアマ登録の申請を行ったが受理されなかった経緯や、ルール改正を求める署名を行っていることなどを説明した。
同大によると、同会長は2016年にAIBAがプロの五輪参加を承認していることから、日本のボクシング界発展のために自国開催の五輪に強豪選手を出場させることができないのは痛手である、などと話したという。高山は今回の渡航で、同大が学術協定を結ぶ台湾体育運動大などで講義とボクシング指導を行っている。