カープ大好きボクサー、岡崎祐也が東京初勝利宣言「にわかカープファンに腹が立つ」

 「ボクシング・8回戦」(21日、後楽園ホール)

 前日計量が20日、都内の日本ボクシングコミッション(JBC)で行われ、日本スーパーライト級8位の岡崎祐也(中内)は300グラムアンダーの63・7キロ、稲垣孝(フラッシュ赤羽)はリミットの64・0キロでともに契約体重をクリアした。

 プロ野球、広島カープのリーグ優勝から2日、広島県大竹市出身で大のカープファンの岡崎は、開口一番カープの話だった。「カープがなんで強いか、分かります?上位打線がいい、ピッチャーがいい、それはそう。だけどね。球団がチームに合う選手を取ってきて、育成するのがうまいんよ。緒方監督のさい配はおかしい時あるけどね」と持論を展開した。

 カープの連覇がさぞボクシングへのモチベーションを上げているかと思えば「それは関係ない。それはそれ、これはこれ。ただ、腹が立つのがおかしなカープファン、にわかファンがおること。パ・リーグの試合にカープのユニホーム着て行って『日本シリーズの偵察や』なんて、アホかでしょう」と吐き捨てた。

 肝心のボクシングだが、東京遠征は5度目だが、まだ勝ち星はない。東洋太平洋王座に挑戦した小原佳太(三迫)戦、ベテラン佐々木基樹戦(帝拳)、この5月には世界挑戦が決まった近藤明広(一力)に6回TKO負け。相手は強豪ばかりといえ、そろそろカープばりに東京でも勝ちたいところ。「ランキングも守りたいですしね、東京初勝利を目指します」と気合を入れ直した。

 世界挑戦が決まった近藤選手には「頑張って下さいと言っておいてください。僕、ボコボコにされましたもんね。僕を殴ったように殴れば勝てます。僕より早く倒れます」とエールを送った。

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