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広島2度目の連覇でV8!セ界複数連覇は巨人に続き2球団目

連覇を果たしナインから胴上げされる緒方監督(撮影・吉澤敬太)
歓喜の輪に加わる広島・鈴木誠也=甲子園(撮影・飯室逸平)
8回、バティスタの決勝打で生還する菊池=甲子園
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 「阪神2-3広島」(18日、甲子園球場)

 優勝マジックを「1」としていた広島が、2年連続8度目のリーグ優勝を決めた。連覇は1979、80年以来37年ぶり2度目。複数回の連覇は、セ・リーグでは巨人についで2チーム目となる。

 2位阪神を下しての優勝決定。台風18号の影響で91年以来の本拠地胴上げはかなわなかったが、9月を12勝2敗の快進撃で優勝のゴールテープを切った。

 黒田と新井のレジェンドが先導した昨年の25年ぶり優勝とは違う。投打で若鯉たちが躍動してのセ界制覇だった。

 「タナ・キク・マル」の田中、菊池、丸の同級生トリオが1から3番で機能し、開幕後に若武者・鈴木が4番に座った。「タナ・キク・マル」の同級生でもある10年目の安部が初めて規定打席に達し高打率をキープ。鈴木が右足首の骨折で戦列から離れると、胴上げ試合でも先制打を放った松山が4番として9月の快進撃を支えた。ベテランの外国人・エルドレッド、新井らが若手と融合。交流戦中に支配下登録されたバティスタが初打席初本塁打を放つなど、チームに活気を生んだ。

 昨年に続きチーム打率、得点、本塁打そして盗塁数はリーグ一を誇った。「つなぎの打線」は、最後まであきらめず打ちまくった。その結果が41度の逆転勝利につながっている。

 投手陣は、チームの精神的支柱として君臨し、10勝を挙げた黒田博樹投手が現役を引退。不安のスタートだった。それを黒田の背中を見てきた若手投手陣がカバーした。

 シーズン当初、中継だった薮田が交流戦途中から先発に回り、チーム最多の14勝を挙げた。2年目の岡田はローテーションの一角を担った。大瀬良も開幕から7連勝と貯金をかせいだ。昨年の最多勝投手で優勝決定試合で先発した野村も、勝ち星は昨年ほど伸びなかったが、先発投手の役割を果たした。昨年の沢村賞投手のジョンソンが長期離脱する中、4年目の中村祐が先発を務めた。

 救援陣も九里が先発、ロングリリーフと活躍。昨年の守護神・中崎が不在の中、今村が守護神を務めた。また好不調はあったものの、中田、ジャクソン、一岡らが奮闘。復帰した中崎も救援陣が苦しいときに支えた。

 ホームゲームで47勝19敗1分けと圧倒的な強さを誇った。マツダスタジアムは連日満員となり、地元球団を応援するファンが後押しした。ビジターでも広島の応援席は鯉党で埋まった。自前で育てた選手たちの躍動は、常勝軍団としてセ界を圧倒した。

 33年ぶりの日本一を目指す広島は、日本シリーズ出場権を懸け、10月18日から本拠地・マツダスタジアムでCSファイナルSで同第1Sの勝者と対戦する。

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