IGF唯一の契約レスラー鈴川、猪木氏に土下座で謝罪&退団報告

 IGF唯一の契約レスラーだった鈴川真一(33)が29日、都内のホテルで団体創業者で参院議員のアントニオ猪木氏(74)と面会し、IGFを退団したことを報告した。IGFは猪木氏の夫人に対し不当利得返還請求の訴訟を起こしている。

 鈴川は猪木氏に「ご心配、ご迷惑をおかけしまして、本当に申し訳ありませんでした。今のIGFには猪木イズム、闘魂がありません。会長(猪木氏)に弓を引くことは死んでもできません」と土下座をして謝罪した。

 猪木氏は「選手たちが生きていけるような、オレの残っている力が必要であれば、彼らのために…」と鈴川の受け入れに前向きな姿勢を示した。またIGFとの訴訟問題や、政治資金規正法違反の疑いを指摘されたことにも言及し、「政治資金規正法なんて簡単に扱えるもんじゃない。オレが一番弱いのはマスコミ。彼らはそこを突いてきた。時間はちょっとかかるけど、全部決着はつくと思う」と反論した。

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