スポーツ専用のインターネット動画配信サービス「ＤＡＺＮ」で８日、人気コンテンツ「ＷＷＥ」から世界最大のプロレス団体ＷＷＥで活躍するフィン・ベイラー（３５）、同じく人気コンテンツの「Ｊリーグ」からＪ１横浜Ｆ・マリノスの斎藤学（２７）が登場し、ジャンルを超えたアスリート対談が実現した。

　ベイラーはＷＷＥの日本公演（６月３０日、７月１日、両国国技館）に先駆けて来日し、斎藤は以前からＷＷＥ好きを公言。２人はこの日が初対面となったが、そのきっかけにはあるエピソードがあった。

　それは１６年のこと。斎藤が初めてＪリーグのベストイレブンに選出された次の日、ベイラーから突然の祝福メールが届き、そこには「Ｊリーグベストイレブン、おめでとう」と書かれていた。斎藤はＷＷＥスーパースターからのメッセージに感激。「これは、これは、嬉しすぎるツイート。朝から興奮」と、その時の気持ちをツイートしたのだった。

　そして、迎えたこの日。ベイラーはＷＷＥの前回ペイパービュー大会「エクストリーム」で着用した自身のジャケット、斎藤は横浜Ｆ・マリノスのユニホームを交換し、親交を深めた。

　ベイラーは「日本に来て忙しい１日だったけど、斎藤選手に会って、ユニホームをプレゼントしてもらって、多くのファンにも会えて、今回の旅がとてもよいものになったよ」とコメント。斎藤も「こんな貴重なプレゼントをもらえるなんて、すごくビックリしたし、今日は本当に会えて、プレゼント以上に大きなプレゼントになりました」と喜びを語った。

　この対談の模様は後日、「ＤＡＺＮ」で配信される予定。