古橋岳也3回KO勝ちで再起飾る 久保の世界奪取が刺激「上を目指します」

 「ボクシング・8回戦」(1日、後楽園ホール)

 日本スーパーバンタム級11位の古橋岳也(川崎新田)が本田正二郎(TEAM 10COUNT)を3回1分50秒KOで下し再起戦を飾った。

 上体を揺らしながらプレスをかける古橋は1回、顔面へきれいな右ストレートを浴びせて最初のダウンを奪い主導権を握った。2回には左フックを決めて尻もちをつかせた。これで完全にペースをつかんだ。3回にはロープ際に詰めるとバンッ!という音が会場に響くほど強烈な左フック。本田の顔をゆがませた。レフェリーのカウント中に相手陣営がタオルが投げ入れられるフィニッシュだった。

 昨年10月、前日本同級王者の石本康隆(帝拳)に10回TKOで敗れた。「結果として倒すことができて、ちょっと吹っ切れるきっかけになったと思う。(本田は)気持ちの強さが出ていたので、早い回に倒せてよかった」と振り返った。

 今後については「4月9日に大きな刺激(久保隼の世界同級王座獲得)がありました。自分も負けずに上を目指します」と誓った。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス