亀田興毅氏“一夜限り現役復帰”の心境 「ボクシングの素晴らしさ伝える」

 ボクシング元世界3階級王者の亀田興毅氏(30)が9日、ブログを更新し、「ボクシングというものの素晴らしさを世間の皆さんに伝えるため」などと“一夜限りの現役復帰”を決意した心境を告白した。

 興毅氏がリングに上がるのは5月7日で、AbemaTV開局1周年記念スペシャル企画「亀田興毅に勝ったら1000万!」に出演するもの。一般公募で選ばれた挑戦者と興毅氏が3分3ラウンドで対決し、挑戦者は「ボクシングルール」で勝つことができたら1000万円を得られるという。

 興毅氏は、13年12月に3兄弟の次男・大毅(15年に現役引退)の「負けても王座保持」問題でJBCから資格停止処分を受けた。その後、海外を拠点に現役を続行したが、15年10月の世界戦に敗れて引退を表明。しかし、今年1月にJBCからトレーナーライセンスを交付され、日本ボクシング界復帰を果たしている。

 そんな状況で極めて異例のオファーを受けたわけだが、同氏は「これをきっかけにボクシングに興味を持ってくれる人が居たら、今回の企画をやって大成功となる」と、あくまでボクシング界を盛り上げるためと強調。ブログを更新した9日には、弟の和毅らとともに久保隼の世界戦をリングサイドから観戦していた。

 同企画のサイトによると、身長175センチ、体重70キロをともに下回る健康な成人男性なら、挑戦者として応募可能。同サイトが「一般人、ヤンキー、ホスト、外国人、ヲタク、元◯◯など立場は問いません」と“好戦的”に参加者を募っていることもあってか、興毅氏が「凄い反響みたいやね…(^_^;)」と驚く事態になっているもようだ。

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