福原誓った!熊本のジムから初王者だ 地元に「明るいニュースを」
「ボクシング・WBO世界ミニマム級暫定王座決定戦」(26日、松島総合センター)
同級2位の福原辰弥(27)=本田フィットネス=と、同級1位のカジェロス(27)=メキシコ=が24日、熊本県上天草市で調印式を行った。
福原は「調印式は初めてで気合が入る。(初対面の)対戦相手は強そうな印象はない。絶対に勝つ」と意欲満々。すでに体重はリミット以下で、調整は順調そのものだ。
日本ボクシングコミッションによると、熊本県で世界戦が行われるのは34年ぶりで、県内のジムから世界王者が出れば初。熊本市出身で、昨年4月の熊本地震も経験した27歳は「熊本に明るいニュースを届けたい」と意気込んだ。
同級は正規王者の高山勝成(仲里)が目の上の裂傷で長期間試合ができない状態のため、暫定王座決定戦が実施される。