八重樫前日計量クリア必勝でゲバラ戦へ

 「ボクシング フライ級10回戦」(20日、東京・後楽園ホール)

 ボクシングの前WBCフライ級王者、八重樫東(32)=大橋=が19日、世界前哨戦と位置づけるノンタイトル同級10回戦の前日計量に臨み、50・7キロで一発クリアした。対戦相手のサイド・サイド(インドネシア)も同じく50・7キロだった。

 昨年の暮れ、WBC世界ライトフライ級王座決定戦で、ペドロ・ゲバラ(メキシコ)に7回KO負けしてから再起2戦目となる。快勝して世界戦につなげるつもりだ。

 ライトフライからスーパーフライまで「誰とでも、どこででも」と言うものの、ゲバラ戦の悔しさは強く「ライトフライは失敗したのでもう一回挑戦したい。次は調整も変える」と特別視する。ゲバラとの再戦や、WBA世界同級王者の田口良一(ワタナベ)への挑戦も選択肢にある。

 減量は毎回苦しいが、今回はサプリメントの専門家の協力で「減量がストレスなく、本当にうまくいった」と自負する。サイド戦をステップに、八重樫が三度(みたび)、世界王座獲得を目指す。

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