大竹、初の世界戦へ“必勝”いでたち

 「WBA世界スーパーバンタム級タイトルマッチ」(22日、リバプール)

 前日本スーパーバンタム級王者の大竹秀典(金子)が12日、都内の金子ジムで日本フェザー級8位の片桐秋彦(川崎新田)と4ラウンドのスパーリングなどを公開し、順調な仕上がりを見せた。

 この1カ月で73ラウンドを消化した大竹は「チャンピオンはフィジカルが強そうだけど負けないようにやってきた」と自負。金子賢司マネジャーも「密度の濃い練習でタフネスに磨きをかけた」と話した。

 王者のスコット・クイッグ(英国)は無敗の強豪だが「いいパンチが当たれば倒せると思う」と王座奪取を狙う。敵地のリングには地元福島・郡山のシンボル八重桜をあしらったガウンとトランクス、陣営とともに「必勝」のハチマキ姿で臨む。

 初の世界戦、海外遠征にも「モチベーションは高い」と言う大竹は、16日に出発する。

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