「デイリー後援・WBC女子世界アトム級タイトルマッチ」(14日、後楽園ホール)
4~6ポイント差をつける3‐0の判定勝ちで12度目の防衛に成功した小関桃(青木)だったが、「練習の成果があまり出なかった」と笑顔はなかった。
バッティングなどで右目上を大きくカット、点差が開いてもあきらめない挑戦者にてこずった。今回は仕上がりがよく、いいイメージで試合に臨めたそうだが「最近の中で一番良くない」と、不満の残る内容に肩を落とした。それでも、具志堅用高氏が持つ13度防衛にリーチをかけ、「次も絶対に勝ちたい」と、日本タイ記録へ意欲を見せた。