山中が9回KO勝利 5度目防衛

8回、アルベルト・ゲバラから2回目のダウンを奪う山中慎介=両国国技館(撮影・村中拓久)
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 「WBC世界バンタム級タイトルマッチ」(10日、両国国技館)

 王者・山中慎介(帝拳)が挑戦者のアルベルト・ゲバラ(メキシコ)を9回25秒、KOで下し、5度目の防衛に成功した。

 この日の山中は序盤から中盤にかけては相手を見ながらの静かな戦いぶりを見せた。そして、KOに持ち込む前の8回に、「神の左」といわれる得意の左パンチでゲバラをぐらつかせ、カウントダウンを奪うと、続く9回に再び左のストレートで挑戦者をマットに沈めた。

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