王者宮崎、靴の中におもりを入れて練習
ボクシングのWBA世界ミニマム級王者・宮崎亮(井岡)が6日、11日に大阪・ボディメーカーコロシアムで行われる同級暫定王者・シルベストレ(メキシコ)との防衛戦に向けて、大阪市内の所属ジムで練習を公開。ジムメートと3ラウンドのスパーリングをこなした後は、サウナルームにこもって汗を流した。
前回の試合までの課題は、適正より軽い階級で戦うことで足が使えなくなっていること。練習では、片足に3・5キロのおもりを入れた靴をはいて、足を使うことを徹底。「すごくしんどい練習だった。効果はあったと思う」と手ごたえを口にした。
ミニマム級卒業を1試合伸ばし、暫定王者と決着をつけることを井岡一法会長に直訴した。「自分からけんかをふっかけたので負けたら情けない。しっかり戦いたい」。最強挑戦者を退けて、2階級制覇へはずみをつける。


