棚橋が逆転V宣言!後藤撃破で3勝3敗

 「新日本」(7日、仙台サンプラザホール)

 棚橋弘至(36)が後藤洋央紀(34)を破って3勝3敗の五分とし、逆転優勝に望みをつないだ。

 七夕まつりでにぎわう仙台で、逸材エースが意地を見せた。初戦黒星後、4連勝と波に乗る後藤に敗れれば、他力本願しかない崖っぷち。粘る後藤をスタイルズクラッシュ(逆さ抱え込み式顔面砕き)からのハイフライフローで沈め、「(五分は)ようやっとという感じ。残りも全力で頑張る」と力を込めた。

 この日で、蝶野正洋(49)と並び歴代3位タイとなるG1通算81試合目となった。12度目の出場で“顔”の1人だが、優勝は07年のみ。自身も「苦手意識はないけど縁がない。ケガしたこともあったし、(重圧のかかるIWGP)王者として臨むことも多い。G1の女神から嫌われているかも」と苦笑する。今年も連敗発進後、1勝3敗まで追い込まれたが「今年こそは(女神を)振り向かせる」と踏ん張った。

 「(11連続防衛など)IWGPの記録は塗り替えたけど、記録マニアなんでG1も塗り替えたい」と闘志満々。試合後の「タナハシ最高!」コールにはエアギターと「必ず優勝します」宣言で応えた。もともと大好きという夏を、今年から棚橋の季節にしてみせる。

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