「ボクシング8回戦」(5日、後楽園ホール)
元高校生アマチュア7冠で日本ライトフライ級6位の井上尚弥(19)=大橋=がタイの同級王者ガオフラチャーン・チューワッタナ(35)=タイ=を1回KOで破り、デビュー2連勝を飾った。
リングサイドで観戦したWBA世界スーパーフェザー級王者の内山高志(ワタナベ)は、改めて井上の怪物ぶりに驚嘆した様子。「素晴らしいですね。バックステップしながら、あれだけ強いカウンターの左フックが打てるのはすごい」とフィニッシュシーンを高く評価した。「彼に話題を持っていかれないように自分も頑張らないと」と、日本のエースは大きな刺激を受けていた。