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コンプレックスを乗り越えた女性たち

 ハイヒール・リンゴ
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 人間だれしもコンプレックスは持っているもの。イギリス王室のユージェニー王女は自身の結婚式で手術痕がわかるドレスをあえて着用した。ハイヒール・リンゴはこのニュースで感じたコンプレックスの克服に対する男性と女性の受け止め方の違いを語った。

   ◇   ◇

 イギリスのユージェニー王女がジャック・ブルックスバンク氏との結婚式で披露したウエディングドレス姿が話題になりました。王女は幼いころから脊椎側弯症と闘い、12歳のとき手術。今回のドレスはその手術痕がはっきりとわかるような、背中が大きく開いたものでした。

 このニュースを見たとき感じたのですが、男性はコンプレックスを克服したことにとても寛容。最初「えっ!?」と思うけど、「本人のコンプレックスじゃないんだったら見せたらいい」という姿勢です。一方「えっ、どうしたの?それ見せるの?そのドレス止めた方が良くない?」といったように女性は興味津々の視線をかくさない。

 例えば40代以上の女性がノースリーブを着ると、同性は厳しい視線を送りがち。わっ、この二の腕たるんでる、肘も黒ずんできてる。ブラジャーで上げて寄せているから、わき肉もちりめんじわが寄っている。若いころはすべてがピーンと張っていただろうけど。

 もちろん40代を過ぎても、ノースリーブを着ていい特別な冠を神様からもらった女性もいるんです。例えばYOUさん。彼女はノースリーブを着ていい54歳。萬田久子さんも、神様からお許しもらった60歳。でも大概の人はお許しもらっていないのに着るから、同性から「脇肉が二の腕が…」という目で見られてしまう。

 そんな視線が痛い中、同じ病気の人へのエールを送り、医療関係者に敬意を表するために、あえて傷を見せたユージェニー王女は、すごく勇気がある方だと思う。ましてウエディングドレスでそれをやってのけるのって…王族ってやっぱり私たちとは本当に違うなって感じました。

 コンプレックスといえば、私も若い頃に鼻の横のホクロがハトの様で気になり、除去しようとしました。王女の大きな勇気の後に小さな私の話でごめんなさい。でも人相学的に「顔の中心にあるホクロを取ったら人生や運気が変わる」って言われたりして。美容整形の先生に相談したら、「そういう風に思っているんだったら取らない方がいい。なぜならもし人生で何か悪いことがあったときに『ホクロを取ったせいだ』と思ってしまうから」。結局、除去はしませんでした。

 その一件を、ある先輩に相談したら「うちの嫁にも鼻の先にホクロがある。だけどホクロも込みで彼女のことが好きで結婚したから、リンゴちゃんも悩まなくていい。ホクロ込みで可愛いと思ってくれる人がきっといる」って。王女のご主人は、背中の傷も含めて王女を愛されているんだとうらやましく思いました。

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