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【松本浩彦医師】「熱中症対策にスポーツドリンク」はご用心…かわりに「塩水」を試してみては?

 今年は例年よりも暑い夏になるそうです。さらにコロナウイルス対策でマスク必着ということで、特に熱中症対策は充分に、と盛んに言われていますが、今日は、私はスポーツドリンクは飲みません、というお話です。

 まず、スポーツドリンクを水筒に入れるのは良くありません。ステンレス製などの水筒の内側に、もしキズがついていれば、ドリンクの酸で金属が溶け出すことがあります。

 さらに問題は、使われている合成甘味料です。砂糖の数百倍の甘味があり、コンビニなどで販売されているミント、ガム、飲料とか、ノンカロリーと謳っている清涼飲料水のほとんどすべてに、合成甘味料の「アスパルテーム」か「スクラロース」が入っています。これらの合成甘味料は有機塩素化合物の一種で、強毒性物質という見方もあるのに、日本の厚労省をはじめ世界中の行政機関がその食用を認めています。

 動物実験のデータをみれば、コンビニで売られているものは、ほとんど食べられなくなります。ガムとか、飴とかは量が知れていますが、スポーツドリンクとなるとそうはいきません。ペットボトルで一日2リットル、3リットルと飲む方も居られます。

 スポーツドリンクのメーカーから逆恨みを買うのも嫌ですので、このくらいにしますが、熱中症対策だと言って、何リットルも飲むことは控えてください。では、なにを飲めば良いのか。答えは簡単、「塩水」です。

 熱中症の予防には0・2%濃度の食塩水を飲むのがいちばんです。0・2%食塩水の作り方は2リットルのペットボトルに水を入れ、食塩4グラム、ティースプーンすりきり一杯です。ぜひ覚えておいて、お試しください。

◆松本 浩彦 芦屋市・松本クリニック院長。内科・外科をはじめ「ホーム・ドクター」家庭の総合医を実践している。同志社大学客員教授、日本臍帯プラセンタ学会会長。

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