日本ハム斎藤佑、大先輩に見せた笑顔の真相は…ファンに感動を与える復活を!
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日本ハム・斎藤佑樹投手(29)が3日、千葉・鎌ケ谷の2軍施設で行われた練習前に、言葉を交わした荒木大輔2軍監督(53)に笑顔を見せた。
会話の内容は残念ながら聞こえなかったが、7日のロッテ戦(東京ドーム)で1軍の今季初登板初先発が決まっている斎藤だけに、その笑顔に状態の良さを感じた。
荒木2軍監督と言えば、早実のエースとして甲子園を沸かせ、“社会現象となる“大ちゃんフィーバー”を巻き起こしたことは言うまでもない。プロ入り後はヤクルトスワローズの主軸投手として活躍し、ヒジの手術を乗り越えた復活劇は、多くのファンに感動を与えた。
斎藤にとって同監督は母校の先輩であり、甲子園のスターゆえの苦悩を知っている唯一無二の理解者であり、目標であろう。
斎藤はプロ1年目に5勝を挙げ、2年目は開幕投手に指名され、9回1失点の初完投勝利。ローテーションの一角を担う投手に成長するかと思われたが、シーズン途中から不振に陥り右肩痛を発症。以降は不振続きだった。
プロ入り8年目。斎藤が背負った苦悩は想像をはるかに超えるものだろうが、荒木先輩のように試練を乗り越え、ファンに感動を与える“復活”を見せてほしい。(デイリースポーツ・開出牧)