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【野球】残念な再三の背信行為 致し方ないロッテ・清田の解雇処分

 23日のロッテ対楽天戦の試合中、衝撃の一報が飛び込んできた。清田育宏外野手(35)の契約解除。処分決定後の本人への通達後の一両日中の報道陣への発表。いかに球団が事態の重さを重く受けとめているかを感じ取れる迅速な行動だった。それと同時に、清田選手は魅力のある選手だったが、解雇は致し方なしというのが担当記者としての見解だ。

 男女関係、不倫どうこうは当人どうしの問題。やはり一番はチームスタッフみんなが我慢して守っているルールを再三、守れず、昨年9月の1回目の処分時には自身もコロナに感染しているからだ。今年から担当になり、2月の石垣島キャンプでグラウンドと宿舎を往復する日々を送った。沖縄の観光地にいって居酒屋で1度も、外食はしなかったのはキャンプ取材で初めてだ。沖縄らしさを満喫できなかったことは選手やスタッフも同じ。アクリル板で仕切られる中で食事をして、首脳陣も部屋で過ごすことが大半だったという。それはシーズンに入っても変わらずで、ストレスがたまるかもしれないが、みながシーズンを完遂しようと欲求を我慢して守っているのだ。

 我々、報道室の机一つ一つにも球団が記したコロナの予防策の張り紙が丁寧に貼られている。コロナ禍でも、万全な対策をして感染者を出さないように気をつけようと球団は神経をとがらせながら、万全策を講じた中での背信行為だった。

 球団は関連リリースで「ルールの周知徹底を行うとともに、選手教育に尽力して参ります」と防止策を発表したが、清田は社会人・NTT東日本出身。高卒未成年の選手への教育ならまだしも、社会人入団の選手への教育に尽力とは残念な話だ。

 25日からは交流戦が始まる。ロッテにはたぐいまれな飛距離を持つ安田やマーティンといった長距離砲や、今や二塁手の総合力では12球団屈指ともいえる中村奨や、スピードスター和田がどれだけ盗塁を決められるかなど、魅力ある選手が多い中、この手の記事ばかりが目立つことは担当として残念でならない。2年ぶりに開催される交流戦を盛り上げていくためにもこの報道はもうこれで終わりにしたい。(デイリースポーツ・水足丈夫)

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