【野球】新任の巨人・桑田コーチが3連覇を目指す巨人にもたらす効果とは

 今年から巨人に入閣した新任の桑田真澄投手チーフコーチ補佐(52)。巨人の元エースはキャンプやオープン戦を通じて、投手陣に技術やメンタル面の指導を施してきた。古巣に復帰したレジェンドが3連覇を目指すチームにもたらす効果とは。

 桑田コーチは就任後、名投手のイズムを注入してきた。菅野には現役時代に“伝家の宝刀”だったカーブのアドバイスを送った。オープン戦でカーブの手応えをつかんだエースは「勝負できるボールと感じた。軸になっていくと考えている」とうなずいていた。

 将来のエース候補である3年目の戸郷に対しては「彼には一番厳しくしたい。柱で回らなければいけない存在」と熱血指導を施してきた。昨季9勝をマークした右腕の飛躍に期待を込め、技術、メンタル両面でレクチャーしてきた。

 プロで指導者となるのは初だが、コミュニケーション能力の高さを発揮している。自ら積極的に動いて、キャンプではブルペンで、オープン戦でもベンチで投手と言葉を交わすシーンが何度もあった。原監督は常々「選手とコミュニケーションを取りながら、自信を持ってやっている」と評価してきた。

 “雰囲気作り”も指導者にとっては大切な仕事の一つだ。リリーフ左腕の高梨は桑田コーチについて「話しやすい雰囲気を持ってくださっている。選手としても全体的にやりやすいです。コーチに話を聞きに行ける環境ってなかなかないです」と率直な印象を語っていた。

 選手への指導について「共に考え、苦しみ、悲しむ、そして喜ぶ伴走者でありたい。それが僕の基本です」と熱い口調で語ってきた桑田コーチ。現役時代に巨人で通算173勝の元エースは存在感を示し、ナインに安心感を与えることは間違いない。レジェンドの存在が3連覇を目指すチームに絶大な効果をもたらしそうだ。(デイリースポーツ・伊藤玄門)

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