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【野球】コロナショック後の阪神は勝率5割 チャンスつかんだ選手は…

 前代未聞の“コロナショック”から2週間あまり。阪神は9月25日に総勢19人の入れ替えを敢行した。岩貞、陽川、糸原、馬場、岩崎、小川、福留、江越、小林、木浪が登録抹消。藤浪、能見、谷川、斎藤、上本、北條、熊谷、高山、島田が「特例2020」によって緊急昇格した。

 その間の15試合は7勝7敗1分け。首位巨人と13ゲーム差。リーグ優勝は絶望的だが、主力選手を欠く中、勝率5割で踏ん張った。

 若手にとって突然のチャンス到来。中でも木浪、糸原のレギュラーが抜けた二遊間は顔ぶれがガラリと変わった。遊撃には高卒2年目の小幡が抜てきされ、最近5試合は打率・300をマーク。守備面の課題は出たが、矢野監督は「活躍してくれるに越したことはないけど、先行投資」と大きな期待をかける。

 二塁を守る北條は8日・広島戦(マツダ)で決勝弾を放つ活躍を見せたが、ここ2試合はブレーキ。離脱中の木浪はすでにファームで実戦復帰し、糸原も練習を再開。レギュラー奪取を狙う2人にとっては正念場となる。

 一方、福留、陽川が抜けた外野はレギュラーの近本、サンズ、糸井が中心だ。緊急昇格した高山のスタメンは1試合だけ。適時打を放ってアピールしたが、現状は代打など出番は限られている。

 最も大きな打撃を受けたのはセットアッパー岩崎、岩貞、馬場が離脱したブルペンだ。矢野監督は「本当に、ちょっとしんどい」とやりくりに頭を悩ませていた。中継ぎに配置転換した藤浪は8試合で4ホールドを記録。エドワーズも七回で奮闘するが、9月下旬に支配下選手登録された横山、石井の左腕は1試合登板で2軍降格。斎藤、望月らもチャンスを生かせなかった。

 残り24試合。12日に岩崎、岩貞が出場選手登録されるなど、コロナ禍で戦線離脱した選手も1軍復帰へ着々と準備を進める。3位中日と1・5ゲーム、4位DeNAとは3ゲーム差だ。2位死守へ、13日から中日3連戦は大事なカードとなる。(デイリースポーツ・杉原史恭)

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