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【スポーツ】渋野日向子はイケイケ、鈴木愛は慎重姿勢 どちらが吉か東京五輪それぞれの戦略

 女子ゴルフの東京2020日本代表は6月末の世界ランキングで決まる。15位以内に入れば1カ国4人まで出場できるため、日本勢は4位の畑岡奈紗(20)、11位の渋野日向子(21)、14位の鈴木愛(25)がその資格での出場を目指している。現状では畑岡はほぼ当確で、渋野と鈴木がそろって出場できるかが注目されるが、年明けに行われた用具契約先ピンゴルフジャパンの新製品発表会に出席した2人は、世界ランキング15位以内を維持する上で対照的な戦略で今季に臨む考えを明らかにした。

 渋野はゴルフスタイル同様に“イケイケ作戦”でいく方針だ。世界ランキングを上げるためには、獲得ポイントが日本ツアーよりも高い米ツアーに出場して好成績を上げるのが手っ取り早い。そこで日本ツアー開幕前の2月に行われるLPGAタイランド(タイ・サイアムCC)と翌週のHSBC女子チャンピオンズ(シンガポール・セントーサGC)に参戦し、好成績を残してポイントを積み上げていくという青写真を描いている。

 渋野「今年はオリンピックがあるので、6月末まではアメリカツアー、日本ツアーの両方に出て、しっかり成績を残したい。いつも全力ですけど、いつも以上に全力で頑張りたい」

 ただこの戦略にはリスクもつきまとう。予定通りに好成績を上げられればいいが、下位に低迷した場合はランキングを落とすこともあるからだ。そのあたりは渋野も折り込み済みの様子でこうも語った。

 渋野「まだどんなコースかも知らない。現地に行ってから調整して、その場で対応できたらいいなと思う。(世界ランクのポイントの)計算の仕方も分からない。とにかく1試合1試合頑張るだけです」

 積極的な攻めの姿勢を打ち出す渋野に対し、鈴木は慎重に守備的な戦略で臨む考えだ。出場権があるHSBC女子チャンピオンズについて、あえて出場を回避する方針を打ち出したのだ。

 鈴木「2月にアメリカで合宿して(国内ツアー開幕戦の)ダイキン(オーキッドレディース)でちょうどよく仕上がるので、その前の試合に出るのはリスキー。逆にランキングが落ちることもあるから。コースを(調べて)見てアンダー出そうなら行こうかとも思ったけど、難しそうなのでやめました。メジャーは全部出ようと思っていますけど」

 積極的にポイントの高い試合に出て世界ランキングをキープないしアップさせようという渋野と、慎重に出場試合を選ぶ鈴木。女子の五輪出場選手決定は6月30日。さあ、どちらが吉と出るか凶と出るか。2人そろって吉と出れば最高だが-。 ※世界ランキングは1月29日時点

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