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【野球】広島 開幕ダッシュ失敗も…守備のほころびは解消傾向

13日のDeNA戦では床田(中央)が完投勝利=横浜スタジアム(撮影・中田匡峻)
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 広島が開幕ダッシュにつまずいた。14日で同一リーグのチームとの対戦が一回り。巨人との開幕戦を大瀬良の好投で快勝しながら、15試合を終えて4勝11敗の借金7。首位ヤクルトと6ゲーム差の最下位に沈んでいる。

 リーグ制覇した過去3年は開幕5カードを終えた時点で貯金を蓄えていた。16年は8勝6敗、17年は11勝3敗1分のロケットスタート。18年も9勝6敗と勢いよく飛び出し、その後のペナントレース1位快走につなげた。

 チームに暗雲が漂い始めたのは0-9の大敗を喫した7日阪神戦(マツダ)だった。先発九里が踏ん張れず、打線はFA移籍した西に完封負け。前日快勝し、上昇ムードが漂っていただけに、ショックは大きかった。緒方監督が会見場に姿を見せなかったのも、この試合後の出来事だ。

 チームはここから負の連鎖に陥った。守備ではミスが連発、投手陣も崩れ、4番鈴木に快音が止まると打線は得点力不足に泣いた。

 9日ヤクルト戦(マツダ)は先発陣の大黒柱であるはずのジョンソンがKOされ、10日同戦は延長十回にまさかの12失点。開幕4カード連続負け越したチームが優勝した例は過去にないという不吉なデータまで出てきた。チームは13日DeNA戦(横浜)で連敗を止めたが、翌14日の試合に敗れ、球団史上初めて開幕から5カード連続の負け越しとなった。

 ただ思い返せば昨年の今ごろは新井も鈴木もコンディション不良で1軍にいなかった。丸も4月後半にはケガで長期離脱を余儀なくされた。それでも全員でカバーして頂点まで突き進んだ。今年はケガ人もなく、メンバーはそろっている。

 14日の試合後、高ヘッドコーチは「守備も落ち着いてきたから地に足をつけて。これまでは自滅に近い形で負けていたからね」と浮上への手応えを強調。緒方監督は5カード連続負け越しを「今はそれがチームの現状」と受け止め、「1試合1試合しっかり戦っていきたい。立て直していくだけ」と約束した。16日から鹿児島と熊本で巨人2連戦。試練を乗り越えて、浮上のきっかけをつかみたい。

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