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【スポーツ】ナンバー8姫野和樹 リーチから学んだ心技体

姫野和樹
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 ニュージーランド遠征中のラグビー日本代表候補で編成するチーム「ウルフパック」は、29日のハリケーンズB戦で今季初戦を迎える。ナンバー8姫野和樹(24)=トヨタ自動車=が、体調面を考慮して遠征から外れた日本代主将リーチ・マイケル(30)=東芝=に変わって主将を務める。先に行われた7週間に及んだ国内合宿では、常に競い合う2人の姿があった。

 むき出しのライバル心をぶつけ合っていた。基礎体力強化に終始した合宿序盤では、スプリント系のトレーニングで常に先頭を争い、有酸素系のメニューでも意地を張り合った。

 「リーチさんと競い合ってやっていきたいなと思うし、リーチさんがライバルだと思います。フィットネスひとつひとつでもそうですけど、ただ単に負けたくないですし、この人を超えていきたい、この人に勝ちたいとすごく思っている」

 そう話す姫野。その一方で、練習の合間には意見交換し、居残りでラインアウトのキャッチや、タックルの練習などのアドバイスを求める姿もあった。「吸収できるところはどんどん吸収したいと思います」と明かした。

 張り合って身につけた体力面、アドバイスを求めて会得しようとしたものは技術面。7週間ともに過ごした貴重な期間。姫野はリーチを密着マークした。

 そして、リーチからの学びは、という問いには、こう答えた。

 「毎回毎回学んでます。ラグビーに対する姿勢だとか、グラウンド内外のキャプテンとしての立ち居振る舞いであったりとか。すごい情熱があって、人間として愛される人なんだなと思いますね。彼がいるといないとでは全然違いますし、彼のために体を張りたいと思える人だし、人間味があって、素晴らしい選手だなって思います」

 強調したのは、卓越した精神面。「人間としてもラグビー選手としても彼を超えていけたらなと思います」と将来的な大きな目標を掲げる。リーチ不在の間に努める主将の座。大役を通して、心技体すべてにおいて尊敬する存在に、一歩でも近づく。(デイリースポーツ・鈴木創太)

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