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【野球】巨人に大きな“丸効果” 練習量「カープはもっとやっているよ」

 大補強により、昨年とは大きくメンバーが変わった巨人の春季キャンプ。野手では丸、投手では岩隈といった実績十分の“新入り”のもたらすプラスの波及効果が第1クールから表れている。

 昨年の宮崎キャンプは、臨時コーチを務めた松井氏の指導もあり、岡本、吉川尚ら若手が成長する礎が築かれた。若手選手の成長は高橋監督やコーチ陣の指導力によって導き出されたものだったと思う。一転して今年は、選手同士の競争意識が芽生え、自発的に個々が黙々と練習に取り組んでいる。その中心で、チームの発電機のような役割を果たしているのは野手では間違いなく丸だろう。

 2年連続セ・リーグMVP男。チームは変わっても自分を磨くための猛練習、遠慮は一切しない。サンマリンスタジアムでのフリー打撃後は木の花ドームで打撃練習をこなすのが日課だ。1スイングずつ、黙々とバットを振る姿を見て、陽岱鋼は「そりゃ、結果を出している丸君があれだけやってるんだから、刺激は受けますよ」と言う。

 広島でもリーダーシップを発揮していた男は、チームのためにもと思っていることは遠慮なく言っている。あるランニング中の練習の一コマだ。新外国人のビヤヌエバが「ジャイアンツはよく練習するな」と言ったとか。それに対し丸は「カープはもっとやっているよ」とばっさり。入団会見で打倒優勝チームと息巻いたメジャーシーズン20発助っ人も刺激を受けたようだ。

 選手の動きをじっくりと観察している原監督も“丸効果”には大歓迎する。「彼のペースにジャイアンツの選手たちも巻き込まれている雰囲気はあるよね。全く違和感はなくね。(選手が)大波の中に入ってきたなという感じはします」と喜ぶ。

 大きな投資額で丸を獲得した巨人。個としての戦力に加え「丸がやるなら俺もやる」という構図で、チーム力を押し上げる側面は大きなレバレッジ効果を生み出す可能性も十分。丸への投資が高かったか安かったかはシーズン終了後に分かる。(デイリースポーツ・水足丈夫)

 

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